2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

あさひ

『ぶるっちゅ』 うっちゅー ぶっちゅー うー ぶるっちゅ! むむむ ふんむー! んば、あぶるば。 にゃーにゃ、あぶるば。 ぶっちゃ! むー ふむーん! (さくらがはしるよ、 あさひもゆくよ、 おにいちゃんをつかまえに きょうそうするよ! まけない! あさひ…

『まっすぐ』 私たちの学園祭が ついに終わってしまい、 毎日大変でせわしなかった 他に何も見えなくなるような楽しさも 今では過ぎていった懐かしい思い出になりました。 どんな時も全身でぶつかっていくような、夢中だった時間。 年に一度きりの特別は、今…

立夏

『お祭りのあと』今でも目を閉じると浮かんでくる 胸の温度みたいなロマンティック。 キャンプファイヤー。 頬を焦がす真っ赤な炎に照らされて 輪になって踊ったマイムマイムの楽しさと。 もうすぐおしまいが迫ってきて 足が踊りだすリズムの中でも なぜか、…

文化祭2

今回を合わせて、五人分まで進みました。……あれ? えっと、もう、のんびりやります。 普通の更新も別に進めていくつもりで、まあ気長に。・真璃 たこ焼き、おでん、焼きそば、お好み焼き、 イカ焼き、りんごあめ、チョコバナナ、わたがし、 ついでにヨーヨー…

文化祭1

昨日と比べて四時間くらい遅れて始めたので、つまり順調に進んだら月曜日の十一時くらいで文化祭は全員分になると思います。ところで内容がだんだん長くなってきている気がします。えーと……月曜日の日付のうちにはどうにかみたいな感覚でやってみるつもりで…

体育祭4

これで今日の分はおしまいです。いや昨日の分です。今日……今日も妙なことをしたいような……その前にちょっと休みます……・霙 最後までよく走ったな。 よく戦った。 どれだけ力の差があって引き離されても 勝利を信じて走り続けたな。 敵や味方は関係なく 今は…

体育祭2

これでだいたいお昼を回ったくらいで、プログラムはあと半分です……たぶんあと5時間くらいでなんとか。・吹雪 綱引きの強さを決定する条件は複数あって それはおそらく 重心の低さや、掛け声に合わせタイミングをそろえて引っぱる技術など 氷柱姉が中心にな…

体育祭1

急に思いついたばかりで何をやっているんだって感じですが、今日の日付のうちには間に合わないと思うので、書いた分から先に。 ・海晴 まるで空の上までがこの日を待っていたみたいに さわやかに透き通った秋晴れで、まさに運動会日和。 もちろん、いくら天…

体育祭3

五時間が過ぎて……あと四人分が残っています。あとちょっと。 はてなダイアリーだと書いた順に並べるってできないみたい? 単に方法を知らないだけかも。すみません。順番は右の日記タイトルの数字を参考にしてください……すみません。・蛍 もともと、赤組がヒ…

青空

『かけっこ』 あしたになったら とうとう たいいくさい。 よるにねむって おきたら なんと、そのひはたいいくさい。 おおきいおねえちゃんたちも ちっちゃいおねえちゃんたちも はしって なげて おうえんして おどって いっとうをもぎとる たたかいの おまつ…

真璃

『ばれちゃった』 あーあ…… 立夏ちゃんったら 本当に口が軽いんだから。 誰とでもすぐに仲良くなれるのはいいけれど。 それに、たった一人の運命の人だと動物的本能が告げたら すぐに結婚を決めてしまうのも悪くないと思うけど。 でもさすがに 簡単に秘密を…

吹雪

『応援』 雨の予報が外れて、このあたりでは夜まで曇り空が続きました。 応援合戦の準備も赤組と白組で分かれて 校庭と体育館を選ぶじゃんけんになったと聞きました。 こういう運任せの勝負で負けても がんばったから、と慰めるのも変じゃないだろうかと 代…

海晴

『秋分の日』 いいわよね。 秋分の日。 なんたって、昼と夜の長さが同じになるんだもの。 年に二回だけの エキサイティング。 それはもう秋分の日パーティーはどこでも盛大で 名物の仮装大会なんかでも、ワイン作りのぶどう娘だとか 秋を感じさせる装いが花…

小雨

『まかせて』 ま、 ま、 ままま まかせて ください! 大丈夫です。 たぶん、全然頼りになるようには見えないと思うけど 小雨はやります。 無理とわかっているのにやってみたいなんて そんな無謀なこと、今までの小雨は何が起こるかわからなくて とんでもない…

『不器用』 はたして── そんなに魅力的なのだろうか? 学園祭の準備と言うのは。 私が言ってはいけない気もするが なにしろ学生のすることで 見回しても学校中のあちこちで失敗ばかり目に付いて 前向きに、大丈夫と励ましあう美しい姿を見ていても 実際どう…

観月

『奇書』 東に住むもの、西に住むもの 山に住むもの、海に住むもの 人なれば住処も育ちも問わず 隠すとも隠さずともいずれであるとも浮かれ騒ぐ 太鼓の脈動と笛の音と 沸き立つような祭りの熱気。 もうすぐ、兄じゃの学校にも祭りがあって にぎやかな声に呼…

夕凪

『一週間』 と、 いったようなわけで 夕凪も星花ちゃんも 楽しみだねーって話をしていたら 学園祭をまだ見たこともないあーちゃんまで あっばらばーってよだれをたらして割り込んできて どれだけ待ち遠しいか姉妹で転がりまわる 学園祭の日まで あと一週間に…

星花

『形から』 格好は、トランプの兵隊。 廊下の向こうから列を作って、 列はきちんとまっすぐにはなかなかならないけど 小さい子にできる精一杯で。 ぴしっと背筋をまっすぐ伸ばして 今日は、自分たちが童話の登場人物のつもりで 楽しそうに声を出してなりきり…

『アラビアの夜』 蛍の小さい頃。 それはもう、だいぶ小さかった頃で ママやお姉ちゃんたちに手を握って連れて行ってもらうより 抱っこして運んでもらうのが好きだった子供のとき。 それが全然無理じゃなかったくらいの蛍の体だった…… というのはママにお願…

氷柱

『トレーニング』 体育祭の種目が 決定したから 今日は、あちこちでそわそわ。 よく晴れたし 練習にはちょうどいい日だったから グラウンドの周りには 何人か集まって体を動かす生徒たち。 汗を流して、声を掛け合って。 体育祭の開催は9月最後の土曜日、2…

ヒカル

『ぼーっと』 連休の最終日は 特にすることもなく。 ゆったりと。 なんとなく手持ち無沙汰に。 言い方を変えたら これはたぶん かなり暇なんだろう。 このままでは うとうとするかもしれない、 なんて思いながら。 まあいいか、休日なんだし のんびり過ごし…

さくら

『ひとのなみ』 ひとがいっぱいで ごみごみしてしまったら ひとごみ。 せのたかいひと、ひくいひと。 あっちにいくひと、こっちがいいひと。 なみのようによせてはかえす ひとのうみ。 いもあらい。 りっぱなおとなもちっちゃいこどもも おとこのこもおんな…

春風

『オーダー』 遠い夜空にまたたく 光の粒は まるで、ひとつまみを そこらじゅうにばらまいたみたいに 散らばって。 小さなかけらが、呼びかけるように輝いて。 そのきらめくからだいっぱいを使いながら ゆっくり息をするように 真剣に見つめる瞳がひとときだ…

綿雪

『わたしだけの』 いよいよ明日からは三連休です。 今月の学園祭の準備で、これからだんだん忙しくなってくる 中学生から高校生までの大きなお姉ちゃんたちや おうちの大きなお兄ちゃんに! なかなかかまってもらえなくなる前に ちょうどいいぴったりの時期…

虹子

『れんきゅう』 にじこは れんきゅう、しってるの。 ちいさくても かしこい、ちえもの。 みんなのいもうとだから はなしをきいている、たくさん。 だから、わかるよ。 れんきゅうは ぷりんが、きゅう。 りんごも、きゅう。 でんわがりんりん おともだちのこ…

『テレビ』 なぜかあさひが釘付け。 画面の奥から遠い距離をだんだん近づいてくる車両だとか 青い空と緑の地上を細長く切り分けて伸びていくレールの上を走る 力強い姿とかが映るたびに 待ってましたと届けるみたいに きゃっきゃとはしゃいでいる。 何かきっ…

あさひ

『なーな』 あんばー ば? なーな、んなーな。 あーたん、あばっば ほんわー! なんな? んなー? あば── お? おっ…… おわー! おんわわー! あばっば、 なー、なー!(あんなにないていた せみのこえ。 みんみん、うるさくて おもしろかったのに。 あさひ…

観月

『残暑』 今日は暑い日になった。 汗をかきかき帰ってきて マリー姉じゃとさくらと話して 今日はお洗濯をしてもらえるであろうか? であるならばお手伝いをせねば、 家ではいい子で待っている虹子たちもいるし 帰ったら、幼稚園で教えてもらったおゆうぎで …

さくら

『うさぎ』 くすんくすん。 さくらはないてしまうの。 かなしいの。 でも、いつもないてばかりいたら みんなをこまらせてしまうの。 わんわん びえーん おはなじゅるじゅる さくらがなきだしたら。 どうしたの? はるかおねえちゃんがきてくれて そのときに …

小雨

『もちもの』 もちもち。 このごろの試食でお肉が増えたおなか。 そんなに目に見えて変化があるわけではなく さわってみると ぷにぷにする。 立夏ちゃんがうらやましそうに 小雨ちゃんなら細いから! 鏡を並べてタネを仕込んだ箱に入っても 無理な姿勢はしな…