2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

海晴

『変身』プランク!スクワット!マウンテンクライマー!……ハァハァ……ハロウィンまでには見違えるように絞った体になって若い時だけの特権、ちょっと体の線が見えないこともないくらいの服を身に着ける計画が──体型はそんなにすぐには変わらないけど日常の動…

『山あり谷あり』秋は深まり夜は長くなり子供を寝かしつけるのも大変になり──そうしてようやく手にした長い時間に何をするのかというと、人それぞれ。誰かの目から見たらそれでいいの──?みたいなことでも好きでやっているなら尊重しなくちゃね。涼しくなっ…

星花

『充電中』夕凪ちゃんがおつかれだ!いいお天気でほどよく過ごしやすい毎日はへとへとになるまで遊ばないとなんだかもったいない!朝に目を開けた時のカーテンから差し込む一筋の朝日でもう飛び起きた夕凪ちゃんは星花と吹雪ちゃんの手を取って踊る足取りも…

綿雪

『羅針盤』疲れが取れてあったまってせっけんのいいにおいになって汗のべとべとがとれる!さわやかで気持ちのいい──そんなすてきなものがあったら、みんなが毎日楽しみにしているのだってわかる気がする。今日みたいに透き通った青空の少し汗ばむくらいの陽…

夕凪

『日々成長』きのうより今日!今日より──あした。夕凪はどんどん背が伸びる。まだかまだか、お兄ちゃんやお姉ちゃんたちに追いつく日はまだかと言って毎日測っているだけだと明らかに伸びている瞬間はつかまえられないのに──目を離すといつの間にか大きくな…

吹雪

『バタフライ』時間が少しあります。今日は夕凪姉がお手伝いのお掃除をはりきっていたので、だいぶ早く用事は終わり、自由時間が増える形になりました。こういう時、人には二つの選択肢が与えられることになり、ひとつは予定にない何かをするか、もうひとつ…

あさひ

『もりもり』でっでっでででん。つーたった──おお!うまうままんま!おお!もりもりまんま!うわあーい!ぺっこーりぐぐっぐぅ。じゅるじゅる。おーいぱっくん。(あさひがゆくよ、 えがおのみんなを かきわけて そのさきにあるものは? みーつけた! てんじ…

立夏

『深まる秋』だんだん風は冷たく日向が恋しくなったり──枯れた落ち葉を踏み鳴らし愛しいみんなの待つ家へ走る足取りも軽く、あーちゃんも気持ちよくよだれを垂らして眠る、季節は秋。楽しいものは今はどこで見つかるかな?おいしいものはいったいどこにあっ…

『悪魔』かわいく見せたり、隠し味を一つまみくわえたり──ちょっとした工夫で生まれたての子羊のような無邪気な子供たちはだまされたみたいに苦手な食べ物もぺろりとたいらげる。ちょっとした工夫で素直に反応してくれて成功も失敗するときも一目でわかりや…

青空

『さむいのだめよ』ねえねえ!おにいちゃんはさむい?さむくない──?さむくないほうがいいよ。だってさむいとそらがたのしくないよ。あそんでくれない、あいすはない、おにわにいかない、おなかをださない、おしりをださない、つまらない!そらをだっこして…

『まねき』今日も我が家は──まあ、言わずとも思っていた通り。テーブルの上、冷蔵庫からキッチンの方へとどこもかしこも嵐が過ぎ去った後のよう。飲み物のリクエストも多いでしょう?コーヒー、ホットミルク、麦茶は用意できるけれどあまりジュースや甘いも…

小雨

『サンシャイン』たいへん!今日も我が家は大さわぎ。家中を駆け抜ける足音、天まで届くような笑い声。そんな中でいちばんみんながおどろく大問題となると、どうしちゃったの!?立夏ちゃん!ということ。しなしなで元気を失ってピンとならずにしおれちゃっ…

真璃

『あっちの方向が天国』おそろしいハロウィンの日も近づいてきて、街にも家の中にもうきうき楽しいホラーソングやお菓子になって身を隠した妖怪たち、仮装だかおばけだかわからない何かがそこらじゅうをかけまわって大変だわ!廊下を走って来るのは青空くら…

ヒカル

『どこかへ』白くてふわふわで体重のないあのおばけたちは、この時期にやって来てどこへともなく歩くという。東へ向かうのか西がいいのか誰も知らないけど、子供みたいに行ったり来たりするんだって。誰の話だったかな?それを聞いて──ついこの間の海晴姉の…

海晴

『未知との』今日もキミの前にあらわれるお天気お姉さん一年目、天使海晴。時候の挨拶なら知らないことはないと言えたらいいな!もうすぐ訪れるハロウィンにみんなの質問に答えようよ。どうして仮装するの?どうしてカボチャなの?どうしておなかがすくのか…

綿雪

『花泥棒』世界中の全てが──目に映るものと知っていることと知らないことの何もかも、おみやげのお菓子もどこかになくしたキレイなまりも残らず全部が大好きだと言ったら、お兄ちゃんは子供の言うことだと笑うでしょうか──きのう、小さな虹子ちゃんたちが楽…

虹子

『せんろはつづく』がったんごっとんこどもたちのところへ──ふるくなったでんしゃのおもちゃをもってうららちゃんがやってきた!やったー。まっていたよ。こんどこそ──ながいせんろをつくってでんしゃをどこまでもつれていこう!よういしておいたがようし。…

夕凪

『あついおもい』パンチだ!キックだ!夕凪のこぶしが熱く燃える。情熱まんたん、フル充電状態の夕凪が始める今日のお手伝いは──皿洗いに草むしりにお風呂掃除。がんばる!でも、雨が降ってきたから草むしりはしないでいいの。ええっ!すっかりお手伝いの気…

『幻戯』家の中の見回りもようやく終わった。日頃から気を付けていたようでも──注意して観察してみると倒れそうな場所に置いてあるものは意外と多くて、この間より──もう少し大きい地震が来たら誰かがけがをしていてもおかしくなかったと言える。片付けたり…

吹雪

『もっともっと』にゃんにゃんるんるん♪────氷柱姉の使っていた太鼓は急に力をたくさん加えたのと無理に引っ張り合ったりしたので調子が悪くなったようです。夕凪姉はがっかりして、星花姉は慰めて、ユキはある時見たことがあると思い出したものの話をはじめ…

氷柱

『扉』てんつくてんつくすっとんとん。地震でできたすきまから湧き出るように出るわ出るわ、いつのものだかわからないお人形に帯に着物に太鼓に笛におもちゃの指輪。どう考えても物置の奥にこんなに詰め込まれていたなんて大問題ね!もう少し大きい地震だっ…

観月

『出会い』黒色、灰色、茶虎の子と親のキジトラは──海晴姉じゃや春風姉じゃが友達に声をかけて回ったのが良かったようで、すぐに里親が見つかってもらわれていったのじゃ。さすがは高校生ともなると相談できる人も多くて友達もいっぱい。歌に聞く友達百人と…

春風

『カンフー・ファイティング』大きな地震はあったものの、私たちの家では物が倒れて壊れたり慌てた子が転んで怪我をしたりといったことはなかったようで一安心です。見回りに参加してくれた小学生のみんなもしっかりしていて頼もしかったですね。みんな立派…

星花

『大きな地震』だいぶ揺れましたね!今日はみんなのかわいいおやつの取り合いや、じゃんけんと指相撲の戦いを日記にしようと思っていたけれどそれどころではないようです──わがやは全員無事でけがもなく、怖がって泣いてしまった子もお兄ちゃんのそばですっ…

ヒカル

『おみとおし』ほら──みて!一日ごとに早く、暗くなる日暮れに追われるように家に駆けこんでくる子供たちの足音。精一杯遊んだはずでも、表にぜんぶやりたいことを置いてすっきり帰ってきた子、あるいは何かやり残したことのあるような顔──小学校では放課後…

綿雪

『にこにこ』シャンシャンキラキラ──どこかから聞こえるこの澄んだ音。きれいで優しいのに情熱的で胸がどきどきするような──これはお祭りの時の音?太鼓が遠くまで鳴り響いて笛は踊るように楽しく、お祭りに使う道具の鈴の音が夏の夜に広がっていくと──世界…

真璃

『マリーと一日』今日も暖かい日でよかったわね!寒くもなく暑すぎるわけでもなく。お外で泥んこになって帰ってきた子供たちがいたらすっぽーんと脱がせてぱーっとお風呂に入れてあとは日なたに転がして一丁上がり。何にも難しいことはなくていいのどかで優…

星花

『おさんどん』かけっこにキャッチボール、かくれんぼやたかおに──きょうだいがいっぱいのわがやでは遊ぶ相手に困らないのがいいことなのだけれど。もちろん、家族が多いと大変なこともありやることも──いっぱいある!全員集合!雨の後の洗濯物の時間がつい…

春風

『あのね』今日もお腹の底から笑って楽しくてたまらないあなたと過ごす日々。家族と一緒の毎日。だけどこんなに幸せで、うれしくてたまらないのにあなたがそばにいるただそれだけで──なぜかぽつりと頬を伝うしずく。私があなたに伝えたいことはたくさんある…