綿雪

『星を見た』まだまだ朝晩は寒い時もあって──普段から暖かくしているユキのとなりに寒そうに身を縮めた子がぴったり。夕方になったら早く帰らないとふいに冷たい風がやってきて押し返されてしまう──着るもので調節するのが少し大変な季節ですね。お兄ちゃん…

立夏

『おつかい』お天気のいい日はお買い物に行こう。メモを手に持って買ってくるものを全部忘れないように。ひとつやふたつかみっつくらいは買い忘れることもあるけれど──お天気がいい日は許してくれることだってときどきある!だからのんびりと──お買い物に行…

観月

『闇の奥底』まっくらにくらい森の深み──次第に明るい春が来て夜に潜む者たちも強い日差しの下に引きずり出されようとする今日このごろ。それでも──少し前みたいに薄曇りの空の下で心地よく背を伸ばし時には敵を気にせず丸まって寒くても気ままに過ごしてい…

星花

『私たちの窓辺』ほんの少し前まで──まるで氷の色と日の当たらない暗い影だけのモノクロのようだった窓の外の景色。凍えて身を寄せ合いながらそれでも何かを探すように待っているかのように──みんなで頬を寄せ合って見ていた景色はついに今まるでそれしか見…

真璃

『桜の季節』ほーら!マリーの言ったとおりでしょ?小雨お姉ちゃまの心配はよくわかるけど──桜だって一花咲かせてから散りたいに決まっているもの!ちょっとした雨くらいできれいな花をそんなにたくさん落としたりしないわ。今日もよく晴れた素晴らしい陽気…

夕凪

『おまじないの効果』夕凪の春休みは楽しいことがいっぱい!たまに雨が降ると小雨お姉ちゃんが窓を眺めて今度行くお花見の花が落ちないかはらはらしながら祈っているみたい。その横で夕凪も──お天気マホウはまだ海晴お姉ちゃんほどは使いこなせないけれどす…

『美しい日』春らしくさわやかで空を見上げるだけで心地よく──こんな日がずっと続いてほしいと誰もが願わずにはいられない穏やかで気持ちのいい季節。こんな日に思いっきりごろごろして好きなおやつと共にのんびり過ごすことを忘れたりしたら──あまりにも春…

青空

『おおしごと』おしごとするよ!はるがきて──おしごとをするのにいいひだよ、みんながりょうていっぱいにもつをかかえてあっちにいったりこっちにいったりひといきついたり──おしごとばっかりしているよ。そらもする!はるだからね!いち!しゃべるでつちを…

『計画』もうすっかり家の中は春。暖かな日だまりも花瓶を飾る色彩も窓からの眺めもみんなのおしゃれだってどこから見ても文句なし──たまに朝晩がまだ寒いのを油断して薄着の子がいるくらいだけどそんなところを蛍が見つけたら逃がさないので!安心してくだ…

ヒカル

『お話の続き』むかしむかしあるところに──そう言って物語は始まる。なんとなく自分に似ていてお友達を思わせるところもあって──ゆかいな登場人物たちはそれぞれの進む道へ時には迷いなく、時には押し流されるように進んでいく。どこの国も、いつの時代も物…

あさひ

『わーお!』わあー!?おわあ──ば、ばうわっばー!あんば。くんくんすんすんふんすふんす!む!ううーん……うんっ!にゃーにゃ!ちょっちょっばっばぎゅ。うん!むうううん!ぎゅううー。(これは! すごい! いいもの! あたらしいベビーベッド! あさひが…

小雨

『ある春の日の』今日も吹雪ちゃんは日向でぽかぽか物思いにふけっている。いつも難しそうな本を読んでいる吹雪ちゃんが珍しくぼんやりして穏やかに考え事。なぜか──少し楽しそうに見える横顔。おうちにお兄ちゃんがいる時はいつも楽しそうにしていますね。…

吹雪

『もうすぐ春休み』ゆっくりとした歩みで季節は確実に進む──春休みは25日からはじまります。短い休みですが気候も良く、快適に過ごせるとあって何をするにも良いと感じる日が多くなることでしょう。帽子をかぶって庭に出るのも、日向でよく日光を浴びるの…

立夏

『立夏がおこられる季節』リッカだヨ。ちょっとうれしいことがあったらぴょんぴょんとびはねて喜ぶ子は──暖かい季節がやってきただけで汗びっしょりになるほど駆け回る。だってお天気がすばらしいと何かいいことが必ず起こるってもう知っているんだもの。汗…

さくら

『白球をおいかけろ!』なげる!うつ!はしる!とぶ!おうちのおにわであそぶやきゅうあそびは──とってもたのしい。だってさくら、お外がよくはれてあたたかいと──お兄ちゃんやおねえちゃんたちの手をにぎって走りだしてしまう!すこしかぜがつよくてぼさぼ…

海晴

『長い夜』夕暮れになってしまえば木の陰から、建物の角から、厚い雲が落とす暗がりから──ゆっくりと広がる夜の色がまるでこちらに手を伸ばしているようで急いでおうちに逃げ込むの。ここは家族がいるところだもの。何があっても安心だってわかるわ──それに…

『大舞台』いきます!今夜のメインはスーパーのお買い得品──肉汁が口の中にじゅわっと広がりとろけるぜいたくな噛み心地が幸せなステーキになっております!いくらお得だったとはいえ奮発しすぎたかもしれないけどお兄ちゃん、蛍の家計簿スキルを信じてどー…

『仕切り直し』11歳。天使麗。将来の夢は──きちんと勉強し、英文科の大学に進んで通訳になり人の役に立つ仕事をすること。飛行機に乗ってまだ行ったことのない世界中の国を回り、知らない人と出会いそして、そして──やっぱり嘘だとわかっていてもこれはだ…

ヒカル

『暖かい日』穏やかな一日を過ごしている。海晴姉は最近忙しそうで、テレビの向こうでも花粉の予想に桜の開花予想と、いつもよりも仕事が多くて大変そう。でもなんだか楽しそうにしている。子供たちにもそれがわかるのかお天気お姉さんの物まねをしてはしゃ…

真璃

『愛の嵐』ホワイトデーね!お返しがもらえるのかなって期待してしまうのはちょっとはしたないけれど──でもやっぱり楽しみなんだもの!お菓子って言うのがいい感じなの。あげるほうも、もらうほうもうれしいに決まっているし愛情を込めようと思えば相手の顔…

さくら

『見つかる予感』どようび!さくらはあたらしいあそびと出会いたいの。今までしらない見たこともない──あやとりやジグソーパズルやお兄ちゃんのぼりとおなじくらいにわくわくすることまた見つけたいな!ヒカルおねえちゃんは、さくらのところへあそびにやっ…

星花

『はんぶんこ』みんなが楽しみに待っているおやつの時間。ふたりいるのにおやつのどらやきがたったのひとつしかない!どうしよう!そんな時、頭のいい人がひらめく優れたアイデア。それがはんぶんこ。真ん中から割ってひとつは夕凪ちゃんに、ひとつは星花に…

観月

『宴の時刻』わらわのおどりを見たいのか?昔から踊りには不思議な力があるとされ、神性を称え霊を慰め八百万の国で日々を安楽に暮らしていくための手段のひとつでもあった。雨を呼ぼうと龍神に舞を捧げ、隠れたおひさまを誘い出そうと楽しい踊りの声を聞か…

吹雪

『ボディランゲージ』いえ、私は踊っていません。虹子が私の周りを巡るので──足を踏まないように、または踏まれないように進もうとしただけです。仮に急ぎの用事があったら、子供の高い体温が苦手なのを忘れて虹子を抱っこして運んでいたかもしれません。た…

虹子

『おどれ!おどれ!おどれ!』にじこはおどりがだーいすき。あせをかきかきうでをのばし──リズムにのったらとってもたのしい。どこにいてもはるなつあきふゆもひるもよるもおどりつづける。なぜって?それはみんなにおどりをみせるとにっこりするんだもの。…

綿雪

『わたしのお姉ちゃん』ユキのお姉ちゃんは氷柱お姉ちゃん。本当はたくさんのお姉ちゃんと妹、それにたったひとりの素敵なお兄ちゃんがいるけれどやさしくて頭が良くて──ユキのことをいつも大事にしてくれる氷柱お姉ちゃんはなんだかユキにとってもとくべつ…

立夏

『達人の言葉』じゃーん!立夏だヨ。守れない約束をうっかりしては頭を下げ人の話を聞かないで頭を下げ調子のいいことばかり言って後で頭を下げることにかけてはよく知られたもの──それが立夏。でも、しょうがない!謝らないといけない時はあるのだから──こ…

氷柱

『一生の不覚』一週間ぶりにやって来る楽しい週末のお休み。明日の日曜日をどう過ごすかでそれからの週がうまくいかそうでないか、──別にそれだけで決まるわけではないけれど気分は少し違ってくることもあるわよね。私の日曜日の予定は!友達と遊びに出かけ…

あさひ

『こさめ』うわあーん!ああーん!ぐすぐす。……あにゃふわふわこさめ。ぎゅうぎゅうこさめ。あーたんば!あんば!?あわわ……おおっふわああーんむにゃーんふわあ。すう……(やだやだやだー! きょうはこさめにだっこしてもらう きぶんなの! いそがしそうでも…

小雨

『キッチンの迷子』今日の小雨のお手伝いは!キャベツの千切り!包丁がある程度使えるようにならないと任せてもらえない仕事。小学生にはとっても責任重大な役目です。台所担当を長く続ける春風お姉ちゃんやホタお姉ちゃんは基本的な仕事ほど大事にするもの…