2022-01-01から1年間の記事一覧

海晴

『一年の終わり』今年も、大変なことがたくさんあったけど家族でも助け合いながらどうにか今日までやって来た──一年間、お疲れさまでした。霙ちゃんがついにやる気を出してくれたおかげで年末の仕事はひととおり終わったみたいね。活躍したのは、口の回るこ…

虹子

『あいつをみつけろ!』ふう、ふう、いそがしいいそがしい。たのまれごとはなんでもするのがよいこたち──ものをはこんだりとどけたり、おやすみしたいこにおどってみせたりうたってみせたり、えほんをよみきかせたいおねえちゃんがいたらきいてあげなくっち…

氷柱

『ああ、そう』へえ──虹子と青空がまるで誰か立派な人の影響を受けたみたいにとってもえらいみんなに役立つことを始めたのね。それから──ユキがそこに居合わせて、すごくいいものを見たようにうれしそうにしていたのね。そうなんだ──ああ、まあ、いいんだけ…

綿雪

『遊びに来たのは』あ!あそこを行く──手作りの旗をもって仕事を探す小さい子供たちは、あれはおうちのみんなが忙しいからお手伝いをなんでも任せてもらいたい──虹子ちゃんと青空ちゃんの二人ですね。とってもけなげな心がけでうれしいです。でも、ユキがホ…

『決断』あべかわかきなこか──選択肢は星の輝くように無数に生まれ、それは、今の私が決めるにはあまりにも重大な問題となるだろう。年の初めの一年を占う大事な日に、いきなり別のおもちが良かったと後悔するのは──ちょっと悲しいからな。ああ、できること…

吹雪

『冬休み』クリスマスの次の日です。歌いながら過ごしおいしいものを食べた後は──時間をかけてゆっくり片付けの仕事をして日常生活に戻ろうとする人と、貴重な休日を思い切り悔いのないよう遊ぼうとする人と分かれるようです──イベントの日の気分がまだ続い…

春風

『喜びを』クリスマスの日が過ぎていきます。今年も大切な家族と一緒だったことにいっぱいの感謝を思い──おうちの良い子みんなに届いた幸せな贈り物に子供たちと同じくらいにはしゃぎながら一年に一度、にぎやかでとても特別な優しい日が──終わっていきます…

夕凪

『ティンクルスター』澄み切った星空に今夜はひときわ輝くベツレヘムの星の瞬き──クリスマスの夜がやってきた。遠いサンタさんの国へ手紙を書いた子供たちは──一年、きっといい子で過ごせたとわくわくして布団に入る気持ちと──本当にサンタさんも認めるいい…

さくら

『おおきいな』クリスマスがちかづいて、おうちのどまんなかににょきにょきのびてみんなをあつめる──あれは、さくらがそりかえってうしろにたおれそうになるまでみあげるくらいのおおきなツリー。きょうもおねえちゃんたちがかざりつけするぴかぴかきらきら…

あさひ

『けーき!』おっおぉおおい──つりー!うわー。ふんふんふん──おおっお!おっおおい!けーき!うっわわー!にゃーにゃ──けーき! つりー!うわあーい!(おうちでいちばん せのたかいおおきなおやま── あれはつりーっていうんだよ。 ぴかぴかひかるのだ! そ…

真璃

『オンリーユー』それはある日の出会い。ねえ、フェルゼンはわかる?わたしに見つけられるのを待っていたみたいにふわふわで甘くって一口ほおばっただけでまるで恋の情熱のように人は幸福な天国へ行けるということ──こんなにおいしい食べ物があるの。ケーキ…

春風

『おかえりなさい』今日も寒い中みんな、お疲れさまでした!立夏ちゃん、氷柱ちゃん、ヒカルちゃんは生徒会お手伝いの仕事が一区切り──今日が仕事納め。霙お姉ちゃんは、残った雑用を片付けたら今年の働きはおしまい。これで終わりが見えてきたというところ…

『寄り道』寒さはいよいよ厳しくなってきた。生徒会の仕事は、あと2・3日で区切りをつけて確認と訂正──それで終わりになるはずだ。家のことでは、忙しい時期に迷惑をかけているがもう少しだけ甘えさせてもらうことになりそうだ。立夏と氷柱には助けてもら…

ヒカル

『ヒカルが来た!』話は聞いた。私のほうは、友達の助けもあって思っていたより早くいろいろ片付くところまで進んで──部活の助っ人兼、今年の分のあいさつ回りみたいな日々も今日でひと段落。どうも──霙姉のいる生徒会が運動部にも顔を出す用事がいろいろあ…

『氷柱ちゃんまで!』む、むむむ──蛍がまわりに試食をお願いするとき頼りにしていた素直でわかりやすい立夏ちゃん、口ではあまり言ってくれないけれど見る人が見ればその表情に評価の違いがはっきりとわかる氷柱ちゃん──年末年始のあれこれに今こそおうちに…

氷柱

『立夏の帰りがこのごろ遅い』遅い!暗くなるのが早い季節、こんなに寒いのにあの子は何をやっているんだろう!まあ、一応──お手伝いの時間までには帰って来るし、今まで子供たちの世話を任せていたのも強制ではないんだから──学校の用事があると本人が言う…

立夏

『フリーダム』寒い日だから、みんながおうちに帰っている。立夏は学校が終わるとぱーっと帰っておやつをもくもく食べて、そうしたら妹たちといっぱい遊んであげるの!年末になって、クリスマス会の予定や友達と遊びに行く予定もこれからいっぱいあるけれど…

吹雪

『役割は』ヒカル姉は今日も忙しいようです。クリスマスまでには予定を空けたいと言っているけれど──無理をするのはいけないし、それに、挨拶をするところが多くて簡単には余裕ができないのも確からしい。ヒカル姉がいなくてさみしがっている子は多いですが…

観月

『合成』おうちで過ごす楽しい日曜日。暖房もあって──家族も──忙しくないうちはなるべく遊んでくれて。とてもいい日なのじゃ。そして、さらに──幼稚園や兄じゃ、姉じゃのご用のお付き合いやあれやこれやいろいろなところで学んできた知識があればもっと楽し…

小雨

『麗ちゃんの話』今日もまた寒い日だったけれど──でも、大丈夫!買い物に出かけたお姉ちゃんたちのことを、もしも帰るのが遅くなったら、どんどん寒くなってしまったらとみんなが心配していたけれど、なにしろ麗ちゃんがついていってくれたんです。しっかり…

『ダイアモンド』寒い日が続くわね。そうなるともちろん──いえ、寒くなくても当然なんだけどいくらイルミネーションやクリスマスの話題がテレビや雑誌でにぎやかだって、子供は家に帰る時間を守らなければいけない普通の話。車の通りも増えるし忙しい人も多…

海晴

『運命は』自ら切り開こうとする者に味方する!それが世の中。そして──クリスマスプレゼント。どこを探してもそういるわけではないこの世界の良い子たちに──ある日、素敵なプレゼントはやって来る。それがたとえ、個性的な女の子ばっかりの家に、いまだ一度…

真璃

『星の砂漠』サンタさんにもらえたらうれしいプレゼントのリクエスト──欲しいものが多すぎていまも決めかねている子だって少なくないわ!いつだって自分と向き合い一番の望みを見つけ出すのはなかなか簡単ではないこと──そんな時、世界は広くて人間にだって…

さくら

『りゅうせいぐん』ほってほってまたほって──まだまだでてこない。さくらのたからものをしまっておくのはきれいであかるいももいろのはこ。さくらのすきなものはなんでもはいっていて、あけたり、とりだしたりするといつでもうれしいの。ほんとうはすきなも…

虹子

『みなみへ』そうぞうしてみて──ぎらぎらと、あついはまべにうちよせるなみのおと。いろとりどりのもようの──とりのなきごえ。うわぎをきていられなくてついにぬぎすてたみんなのみずぎすがた。さむいふゆがきて、こごえるから──みなみのしまにあこがれるこ…

夕凪

『12月』ああっもう12月!今年がもうすぐ終わっちゃう!まだ──やり残したことはいっぱいあるのに!お兄ちゃんは、年始の目標をどれくらい実現できた?やっぱり100点を取ったり特大ホームランを打ったり──夕凪が叶えたいそういう目標はすっかり済ませ…

綿雪

『寒い冬!』暖かい部屋の中で、かわいい小さな妹たちや優しいお姉ちゃんたち、それにお兄ちゃんと過ごすことが──このごろ、増えてきました。暗くなるのが早いから夕方にはもうみんながいるの。これから、年の瀬が近づいてきたら忙しくなることも多いと聞い…

青空

『あめかゆき』よくはれておひさまがたかくのぼるあたたかいひはいいな。みんながおそとにとびだしたくなるよ。そらも、ちいさいこどもたちもきがついたらだれよりさきにとびだしていたよ。おおきなおにいちゃんやおねえちゃんは、おそとでまっているいっぱ…

ヒカル

『年末』今年もあと一か月。イベントだ何かだとあまり意識していないつもりでも──この時期になると、助っ人以外ではあまり顔を出していなかった部活動に誘われることが多くて、あいさつだけでもして回る感じ。気が付いたら忙しくなっているのを実感するけれ…

真璃

『お菓子がなければ』なんてこと!年末が近づき、街はクリスマス模様が日に日に増していく。楽しいのと遊びたいのと、それでもやっぱり寒い時はお腹がすくのと──それでとうとう子供たちの胃袋の活動の成果で、おうちからお菓子が消えてしまったの!最近、お…