2025-04-01から1ヶ月間の記事一覧
『春の名残り』ふわふわあ──蛍ちゃんのお茶会は春が過ぎていくのを惜しむ子が集まるみたいに──穏やかで、あたたかく──席に着いた子は安心して眠る子供たちみたいにまぶたが重たくなるという。あんなに待ち望んでいた楽しい春はそろそろ次の季節を迎えて交代…
『いこい』ふう、ふう。四月になって新生活が始まりみんながそれぞれに忙しく毎日を駆けて行こうとしています──変わっていくこともいろいろ。増えていく細かい用事もいろいろ。夏みたいにあたたかくなったと思うと突然いきなり冬物が欲しくなる気温もやって…
『ぽっかぽか』わがやの野生児立夏だよ!きいて、オニーチャン!春風お姉ちゃんが立夏を眠らせようとしてくる──逃がさないように追いかけてくる。いっぱい体を動かすといいって一緒に遊んでくれるの。やったー!でもやっぱり立夏の体力には春風お姉ちゃんで…
『夜会』困ったことになった。陽気のいい季節となりあの麗しい夜の帳が手を伸ばす時刻も徐々に遅く──あまり急いでベッドに入る理由も薄れてきたために元気な子供たちが夜更かしをはじめた。寝かしつけの古い物語も妖精と人魚の物語も喜劇も悲劇も目が冴えた…
『おとぎばなし』ウフフ──さくらちゃんがそう言っていたの?自然を動かすほどの強いパワー、それは人の心でなければできないものに違いない、って。もちろん、小さな人間が地球の上に住む生き物の中でそんなに特別なほうではないと現実的に考えればそうなん…
『はるかぜ』ごうごうおおかぜのきせつだ。びゅうびゅうあらしのおとだ。さくらをこわがらせるおそろしいぼうふうだ──くすん。いま、きせつははる。おおきなかぜがふくころ。それにしたってつよいかぜだな。どうしてこんなにふくのかな?どんなにものすごい…
『わいわい』あーたん、ばわいわい──わーい!にゃーにゃ、おっばあばっば。わーい!びゅうびゅう──どっどーん!うわわーい!(きょう、あさひがうれしくなると、 おてんきもよくはれて、おでかけびより。 すばらしい! みんながあさひがうれしいのを よろこ…
『スペシャルスイーツ』雨の日ね。このお天気ではきっと開いた花も散ってあなたと歩きたかった景色もずいぶん変わってしまうのでしょうね。桜の並木に二人で食べたかったおだんご。この春にいっぱい作った忘れられない思い出もまだまだ足りない。もっともっ…
『うちの子たちがかわいい』春になってうれしいことはあたたかくなりきれいな花が開く──そればかりじゃない。華やいだ景色、うきうきした気分──春まっただなかを歩いていくあの大騒ぎの子供たちは私の妹たち。ついに迎えた楽しい季節にどんな服を着ていこう…
『にぎやかに』わわ!春が来ても立夏がうるさいようだ。新年度が始まって次の学年に進んだことで──一緒に遊ぶお友達が増えた。日頃の話題も豊富になってきた。お出かけ先も変わったことで──おいしいお菓子のお店もたくさん知ることができた。いや、待てよ。…
『新たな誓い』ずっと古い昔から人は新しいことが始まるとわくわくして──少し不安もあって──複雑で整理できない気持ちを胸にそれでも前へ進もうとするという。どうしてもそうせずにはいられないという。百年前、千年前。それは今この日々を過ごす人たちと何…
『春休み』寒い日が続いて子供たちもお外に出られない。お姉ちゃんたちは体を動かす運動がはかどらなくて困っているみたい。ストレッチの時間を長めにゆっくり体を温めるんだって。せっかく春が来たのにちょっとさみしいですよね。体の弱いユキだってみんな…
『リラックス』まったくもういそがしいったら!ここ数日は寒さが戻ってきた。油断して冬物をしまい込んだ子たちはそれはもう見ていて面白いくらいにてんてこまい。タンスの上着を貸したり押し入れから大荷物を取り出す作業が増えたり──そうなると、気持ちも…
『新しいあなたへ』新年度が始まります。それぞれが、また新しい未来へ向かって希望を胸に進んでいく時期。それを見つめて何かできることがもっとないだろうかと春風がやきもきすることも多い季節です。そして、今日は一日だけかわいい嘘が許されることもあ…