『うちの子たちがかわいい』
春になってうれしいことは
あたたかくなり
きれいな花が開く──
そればかりじゃない。
華やいだ景色、
うきうきした気分──
春まっただなかを歩いていく
あの大騒ぎの子供たちは
私の妹たち。
ついに迎えた楽しい季節に
どんな服を着ていこうとか──
タンスをひっくり返しては
考え込んでいたのを
私は知っている。
どこに行くにも
気持ちのいい頃、
一緒に並んで進んでいく
大好きなお兄ちゃんに
かわいいと思ってもらえるか
気にしていたのを──
見ていたし
相談も受けたりしていた。
だから知っている。
あの子たちが──
私の愛しい家族のみんなが
春のお散歩を楽しんで、
みんなと過ごす
なにげない日々を慈しみ
大事にしているのだと──
きっと、私が一番最初に
気付いたはずなんだから。
春の日差しの下を
一緒に過ごした
お兄ちゃんが──
ちゃんと喜んでくれたのか、
どんな言葉をかけてもらえたのか
詳しい話はまだ聞いてはいない。
でも──
あんなに明るい日差しの中で
わいわい大きな声で
幸せそうな表情を見せてくれるのは
春が来たから──
それも理由の一つ。
でも、一番の理由はほかにちゃんとあるって
私はもう知っているんだから。
そんな子たちと重ねる毎日──
あわよくば、私もみんなの
幸せの理由になりたいものだ。
あわよくば──私もみんなと同じ顔をして
春を過ごしていきたいものだ。
あたたかな毎日を
私たちは迎えている──
みんなでそろってこんなに楽しい日々の中にいる。
たまに泣いたり、それでも笑ったり
このままいつも一緒にいられたらと
たぶん同じ気持ちなんだろうと思いながら過ごしている──
たまにお天気は不安定だけど、
風邪なんてひかないで
いつまでもいられるように。
今日も、春を迎えた喜びを
全身であらわしながら子供たちが歩いていく。
キミとお出かけしたいんだって。
のどかなお散歩の時間がまたやって来るといいね。