綿雪

『ネクスト』
寒い日は苦手。
でも、みんなとお出かけするのは好き──
今日はヒカルお姉ちゃんの指導で
良い子たちが春休みに運動をする日。
このごろ、少し曇りがちな日が多いけれど
花のつぼみも開く季節で
景色はいつも輝いている。
お外で運動ができるなら
きっと、どんなに楽しいことか。
そんなふうに思う時期が来ている──
ユキみたいにすこしだけ体が弱い子は
歩いてついていくだけでも大丈夫。
ヒカルお姉ちゃんは家族思いで誰にでも優しい。
ユキがついていけないこともそんなにないはず。
大丈夫。
なにしろ春だって味方をしている。
暖かくて過ごしやすい季節なら
なんでもできるに違いない──
ちょっとだけ不安になることもある。
でも、いつだって
どうなるかは始めてみないとわからないし──
そしてもちろん、いつだって
新しい挑戦は胸がわくわくして
希望に満ちている──
それは臆病なユキでもみんなと同じなのだった。
楽しいですよね、
無理をしないように準備運動。
張り切って走っていくみんなと同じコースを
ゆっくり──
あたりをながめながら。
春らしい、いい空気を吸いながら。
ユキにもできるんだ、
みんなと同じことが──
そう感じながら。
過ごしている春の一日でした。
体調は──問題なし。
できれば、もっと歩きたかったな。
もっと早足で──
そして何より一番の気持ち、
楽しかったな──
またみんなで歩きに行けるといいですね。
こんなにすばらしい経験は
何度重ねたって絶対に足りない、
どれだけあっても
多すぎるなんてことはない──
そうでしょう?
明日も楽しい日になるはずです──春が来たんだから。