2024-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ヒカル

『もの思う季節』曇り空だとかたまにぽつぽつ降る雨に負けたくなくて──一番最後に家に戻って少し冷えた体をお風呂に飛び込んであたためるまで遊んできて、秋の日を楽しみつくしたら満足しながら一日はおしまい。そのはずなのに──みんなにやさしい秋の夜長が…

星花

『懐かしい再会』部屋のお掃除を進めていると本棚からあらわれるあの一冊──読み終えた時に、この本はできればすぐ手元に置いていつでも読み返せるようにしたいなとずっと特等席にあったのに。何かと忙しかったりまだ内容も記憶にあるしなんとなくもったいな…

あさひ

『なーな』なーななんなんうにー♪ぱっぱっぱふふーん♪ごろごろうとうとむーむ──む!うわーい!(あきのよながは いいものだ。 ゆめのなかで── たのしいことがあるかも。 おともだちも、できるかも。 めをとじると ひろがるけしき── あかちゃんあさひは どん…

海晴

『日曜日の楽しみ方』大人になり社会人としての時間が増えると週末の過ごし方も変わってくる──普段から片付かないで残っていた仕事、この後の忙しい日々への準備、たまっていた掃除などなど──なにしろ体力と若さに物を言わせてやりたいことから順番にって思…

綿雪

『扉を開けて』小雨お姉ちゃんはすぐ元気になったみたい。よかった──ユキのことをいつも気にしてくれてあったかくしてくれる小雨お姉ちゃん。やさしいお姉ちゃんはいつも元気でいてくれなくっちゃいけないですものね。ときどき体を壊して困らせてしまうのは…

小雨

『秋の訪れ』朝晩もすっかり涼しくなりました。お兄ちゃんは体調など崩したりしていませんか?小雨はというと──暑かった真夏の頃の感覚がまだ抜けないのか早起きして花壇に水をあげて──毎日変わり続ける朝の気温を肌で感じています。やっぱり、体調管理で大…

春風

『春風はそう簡単には負けない』いくらがんばって若いつもりでいようとしても、小さい子の体力にはなかなかかなわない──17歳、春風は高校二年生。おうちでは、お姉さんをやっています。手をつないで遊んであげたりお世話をしていつも見ていてあげたり──そ…

立夏

『変身』こっちは怖いお面。そしてこっちはながーい黒髪のかつら。そして着替えるお洋服──ハロウィンが近づいてみんながそれぞれの仮装を探している。まだ一度も試したことがないものや──前から何となくあこがれがあったもの。知らなかった初めての衣装だっ…

『インスピレーション』いけない!毎年、ハロウィンが近づくとコスプレ好きな子はあれもこれもと夢が膨らんで──止まらなくなる。定番のホラー映画にしましょうとテーマを統一してみても話がまとまるどころか──吸血鬼だって紳士的な方向だったりせっかくなら…

『勉強中』みんな知っての通り、ママは仕事の関係と自分の趣味で──私たちを芸能人にして働かせようとしている。いえ、積極的にそうしているわけではないけれど芸能人になってもいいよ!と──なかなか刺激的なことを言ってくる。そんなこと言われてもね──とこ…

真璃

『秋が来ても』どうしても──やっぱり子供はお外で転がりまわって遊ぶのが大好き。良く晴れたと言ってはお庭に出て、雨が降りそうだと言っては様子を見にお庭に出て──すぐには帰ってこない。どうして?いろんな理由をこじつける人はたくさんいるけれど、子供…

氷柱

『しっかりしなさい!』どうもこのごろだらだらした空気が家の中に淀んでいるようで──よくないわ。もう!ゆっくり落ち着いて勉強もできない。しゃきっとしなさい!それは、気持ちはわかるわ。穏やかな季節になって趣味に仕える時間もいっぱいで、運動だって…

観月

『やつがきた』むにゃむにゃ──兄じゃも、もうすでに気が付いているかもしれぬ。ほら、とうとう青空も抱っこされて眠ってしまった。これではお布団を運ぶ手がますます少なくなる。秋が来て、みんなよく食べて夏の疲れを癒しているとそういうことになっている…

青空

『おやすみよ』よしよし。おねむり。おなかいっぱいになるとねむくなる。ようきがいいとねむくなる。あとはだっこしてもらってえほんよんでくれたらそらはもうすぐねむってる。おいしいものがいっぱいあるからそらもおとなもみんながねむくなる。ほら!ぶど…

『ねむり』世界は広く宇宙は果てしなく大きく私の知らないこともまた多く──過ごしやすい秋が来た。学生らしくよく学んで帰ってきたら家族といて夜が更けたら一人の時間も迎え、そうしていると夜は長くまだ少し時間の余裕がある。何か新しい趣味でもはじめよ…

さくら

『いちばん』きせつはあき。お兄ちゃん、しってる?あついなつをのりこえてみんなであきをむかえると──おいしいごはんがたくさんあるという。くだものやくりごはんや──さくらのすきなものがやってくる──みちのむこうからつぎからつぎへはこばれてたべきれな…