『勉強中』
みんな知っての通り、
ママは仕事の関係と
自分の趣味で──
私たちを芸能人にして
働かせようとしている。
いえ、積極的に
そうしているわけではないけれど
芸能人になってもいいよ!
と──
なかなか刺激的なことを言ってくる。
そんなこと言われてもね──
ところで、最近は
この家族にも
不安定なお天気と向き合って
天気図を調べ──
海晴姉さまにも教えてもらったりで
勉強している子が
何人かいるらしい。
そして海晴姉さまとママは
計画を立てた──
将来は、あの子たちを
お天気お姉さんに育て上げ、
活躍させる──
そうしてやがては
ママの後を継いで
社長をする子や
新しい分野にも出ていく子を増やして
継承させていくことができれば
ちょっといいかもね!
みたいな話。
まあ──
夢を語る自由は
誰にでもあるものね。
たとえ荒唐無稽であったって
止める人はいないと思う──
それはいいんだけど、
別にお天気お姉さんを目指しているわけでもない
私のところへ
これはどういうこと?
ここを教えて!
海晴姉さまが留守の時はよく聞かれるのは
どういうことだろう──
海晴姉さまのお仕事の関係で
姉妹に詳しい子が多いし
私も少しは知っているほうだけれど──
積極的に家族をお天気お姉さんデビューさせる手助けをしているようで
あまり気は進まないのよ。
でも聞かれたら答えないわけにはいかないような気もするし。
あなたは──お天気に詳しいほう?
みんなにいろいろ聞かれて頼られたりするタイプ?
あんまり質問攻めにされて私が困ったときには
頼ってもいいのかな。
どうも私はしっかりしている風に見られるのがいけないらしい。
家の中では比較的──ということだけど。
あなたはしっかりしている風に見られるほうかしら?
うーん──