青空

『おやすみ』
おやすみのひ。
おやすみに
だいじなことはなんだ!
なんだろうな?
ひとつめは──
みんなでそろって
ちゃんと、おやすみをとる!
ママがよんでも
おしごとにいかない。
おてんきよほうも──
おべんとうのおとどけも──
おやすみだから!
そらがおうちで
あそんでほしいから!
ちゃーんとやすんでいないと
いけないよ。
ふたつめ!
おやすみをたのしむには、
からだがだいじ。
かぜをひかず──
ころんでないたりせず──
しっかりげんきでいるのだと
がんばったものだけに
おやすみはやってくる。
みぞれがそんなことをいっていた。
みぞれって、いいことをいうね!
そらもげんきでいようっと。
みっつめ!
そらと、
ちゃんとあそぶこと。
だいじだ!
はしったり
おままごとをしたり
ごはんのときに
みんなでおてつだいして
いっしょにたべる。
こんなにいいことが
あさひるばんだ。
いいの?
うれしくて
たおれたり──
ねつがでたりしたらいけない。
でも、うれしいから
ずーっといっしょにいるのがいい。
はるかはね、
おにいちゃんと
いっしょにおりょうりできて
しあわせで
たおれた。
もー!
おにいちゃん、ちゃんとして!
もっといっしょにいてあげて!
はるか、からだにきをつけて!
そうして、みんな
そらともっとあそんでね。
おやすみだ!