『春は来る』
凍えるように寒い日があっても
それがなぜか
確かな春の予感と思えるのは--
寒いだけではなくて暖かかったり、
肌で感じる変化を
今まさに体験しているから--
とは、仮説として言えるかもしれない。
着る服にも迷ったり、
明るい日差しが晴れやかで
遠くまで照らしてくれるような景色であったり--
いつものゲームも新しい楽しみが増えたり、
着替えの要素に合わせて
それに似合うような二つ名で遊んでみたり--
また別のゲームでは、スキルの取り方の詳細をよく見ないで進めて
取得する順番を後にしていた、
ある素材の入手数が増加するスキルのために必要になる捧げ物が
まさにその素材であったり--
新しい出会いが増える季節だからこそ、それにふさわしい出来事が、
次から次へとあらわれるようだ。
だからきっと、
ほんの少し前から少し調子が悪いような気がしていたPCが
ある日何の前触れもなく
突然の沈黙を迎え、
何も反応しなくなるのも
また春にふさわしい変化と思えばまあ--
電気店の人も親切で
隙あらばお高い製品に誘導する節があるのを警戒しつつ
詳しい説明に感謝しながら、
思わぬ出費となったものの
これも新しいPCと重ねていくことができる
新たな季節の足音と考えて良いのかなと--
今度こそ機械は丁寧に扱おうと、
以前は数日で終わった誓いを新たにしつつ、
windows11の辞書登録ってどうやってするのだろう--罫線の出し方は--?
進級を間近に迎えた頃に学ぶことが多いのは
きっと感心なことだ、
おやつも増えるに違いないだろう--
という
もうすぐ季節が春へ変わるころの
一歩目はそんな感じで、
まあぎりぎり--新しい道を踏み外してはいないと思う。
今度のPCは慣れないことばかりで不安だらけだ。
いつか以前のように自分の手足みたいに使いこなすことが
できる予感がまるでない--
でも、前の時もこうだった気もするからな。
まあ、この新しいパートナーもまた、気長に付き合ってもらうことにしよう。
ゆっくり進む季節に
どうにか歩幅を合わせながら、のんびり行きたいものだな--