『寒くなりました』
暖かい昼の時間も
徐々に日が経つごとに
短くなっていく──
いよいよ季節は変わり、
深まる秋を感じる頃です。
そんな日々に、小雨は何をして
毎日を過ごしているのかというと、
みんなのお世話をして過ごしている
──と言えたら
いいんだけど──
ぶるぶる。
こ、こまったな?
この寒気は──
もしかして、風邪のひきはじめだったら
どうしよう!
たいへん──
ただでさえ、何もできない小雨が
風邪で倒れたりなんてことになったら
どどど、どうなってしまうの!?
うーん、やっぱり
原因はあれかな──
秋の夜長と油断して
ついつい夜更かしで
読書をしていたこと──
思いにふけったり
感想文のつもりで日記をつけて
そんなことが長引いてしまったり──
あ、でも今は
早く体を元に戻すのが先です!
寝不足が原因らしいのは
わかったし──
誰かにうつす前に、急いでお布団に入って
立派に元の体の小雨に戻るために──
でも、元の小雨に戻ったところで
やっぱり小雨は小雨で
弱くて迷惑をかけっぱなしだから──
いけない、体が弱っているから
気持ちも前向きになれなくなっているような気がする!
まずは──体調を治すことの他に
何も考えない小雨に──
なれるでしょうか?
なれたらいいな──
たぶん──なれるんじゃないかな?
今は、布団に入るだけでいいんだから!