さくら

『ものすごいスーパー』
ぷるぷる──
さくらのふくにかさねて
うわぎがいちまい。
そのうえに
うわぎがまた
もういちまい。
みんなのまちに
さむいふゆがやってきた。
これからどんどん
もっとつよいさむさがやってくるって!
どのくらいの
つよいさむさかというと──
ものすごいとしか
いえない。
スーパーすごいとしか
いえない。
はちゃめちゃで
きりがなくて
すべてのひとが
さむいさむいとかたをよせあう
そのきせつのなまえは
ふゆという──
なんだって。
あたたかいはるのまえに
かならずやってくる。
かぜがふき
ゆきがつもり
ゆきだるまがまちをあるき──
どうしても、たすけあって
きびしいさむさからみをまもってすごす。
そういうときが
やってくる!
お兄ちゃんも、これからは
なるべくいつも
おうちのなかですごすのでしょう?
あったかくして
えいようのあるものたべて
どこにもいかない──
でも、そんなのは
なかなかできないから
おそとでひえてかえってきたら
さくらがおうちでまっているの。
あったまってほしい、っていうの。
ちょっとうごきにくくなるくらい
うわぎをきてもらって──
うごかなくてもいいからねって
さくらがくっついてあったまる。
そうして
やがてはるがくる──
おうちであったかくしていたひとだけにやってくるのよ。
なにしろ──
すごいふゆだからね!
さくらはこんなふゆにどうしたらいいのか
もう、しっている──
みんなとあったかくするといいよ、
ということだけ、しっている。