海晴

『寒い季節は』
いよいよ冬も本番。
寒さも厳しくなってきた。
明日12日から13日にかけて
発達する低気圧の影響で天気が大荒れになり、
ますます寒くなると思われます!
ちょっと目を離すと
薄着で遊んで鼻を垂らし、
お風呂上りに裸で遊んでいる
小さな子供たち──
元気なのはいいことだけど、
風邪を引いたら大変だし
放っておくと
どうなるかわかったものではない!
くしゃみをしそうにむずむずしている
子供を見つけては駆けていく、
ヒーローの姿は
家の中ではよく見かける眺め──
お姉ちゃんたちとお兄ちゃんは
ティッシュを手放さず
みんなに着せる上着の場所も確認して
あったかい飲み物だって作れるし
どんな冷たい冬でも
誰も体調を崩すことのないように!
できる!
と、いいな!
まあ、現実は
上着をしまってあるはずのタンスが空っぽ、
レモンはあるけどはちみつが切れていた、
お姉ちゃんのほうが
いつのまにか鼻水が!
ぜんぜんうまくいかないんだけど
まあ、毎年そんなもの。
だからといって
ちょろちょろ逃げ出す風の子たちは
手加減なんてしてくれないもんね。
うーん、鏡を見ると
苦労で少しやせた──?
それとも追いかけっこで健康になった?
もしくは、とぎれとぎれでも一応細々と続いている
筋トレの成果がついに目に見えるまでに!?
色々大変だけど
私たちのほうが体調を崩したら
いよいよ家の中は無法地帯だもの。
自分の体も気にしつつ──
そして、この家にいる限りは
どんな子だって
いくつになったって
調子が悪そうなときは
見逃してもらえない──
キミも最近は、子供たちの相手で大変でしょう?
外で遊ぶ時間が減ってますます手加減がなくなってきているあの子たち。
でも、私はお姉ちゃんだから
キミのこともほっとけないの。
お姉ちゃんに付き合わされているような顔をして
たまにゆっくり
あったかく過ごす──
いつでもそうしていいの。
いつだって海晴はどんとこい!
キミのことを気にしているんだから──