虹子

『おうち』
きょうは──
おそとじゃなくて
おうちであそぶの。
おてんきにくわしい
みはるおねえちゃんが
えをかいてくれて
せつめいをする──
ここは、おうち。
ここは、みんなのすむまち。
こっちのほうから
おてんきがかわり──
こっちのほうから
さらさらと、すながかぜにのって
やってくる。
みはるおねえちゃんはかしこくて、
おべんきょうができて
おりょうりもできて
あそんでくれて──
おてんきのことはなんでもしっているから
おはなしをちゃんときいて
おうちにいるの!
こどもはすぐに
おそとにとびだして
そらちゃんやさくらちゃんや
みんなとかけっこをはじめるけれど──
おうちのなかにいるのもいいよ!
あそんでくれる
おねえちゃんがいるんだもの。
おそとでは
すながふる──
おうちでは、にじこたちがおねえちゃんにあそんでもらっている。
だって、
おにいちゃんやおねえちゃんたちとあそぶのは
とってもたのしいの。
おうちにいてくれて
いっしょにあそんでくれて、うれしいな。
ううん、まてよ?
もしかして、いっしょがたのしいおねえちゃんたちと
とってもたのしいおそとにいけたら
もっとたのしいのかも?
きのうもそのまえもあそんでもらってたのしかった!
まあいいか!
きょうは、みんながおうちのなか。
みはるおねえちゃんは
きょうもやさしい──
にじこのたのしいいちにち、
うれしくなっているひです。
おてつだいのおかたづけも、
たくさんしたよ!