『えんちょう』
いつどんなときも!
いくつになっても
うれしいもの。
それは、えんちょう。
おやつのじかんに
おかわりがでてきて──
えんちょう!
おそとであそぶとき
ひがおちるのが
おそくなってきたこのごろ。
お兄ちゃんの手をひっぱって
まだまだ
もうちょっと
えんちょう!
さくらのまいにちに
えんちょうがあると
とってもうれしい。
かれんちゃんの
おこづかいゲージがたまって
えんちょうしてくれたの!
こんなにたのしいことが
あるなんて──
げつようびのよろこび。
でも、かれんちゃんの
ゲージはまいかい
かわるらしい──
えんちょうとおなじくらい
おもしろいことが
そんなにたくさん
あるというの!?
すると、やっぱり
そういうことか!
お兄ちゃんがよばれて
うたうのかな!?
なんちゃって。
たのしいいちにちに
もうひとつのたのしみ。
さくらとお兄ちゃんのおはなしが
もっともっとえんちょうして
つづくには──
なんにもわけはいらないんだって!