吹雪

『フリーダム』
考えている。
人間はいつでも夢を見ずにはいられない──
理想を追いかけずにはいられない。
世界で一番のチョコレートを作りたい、
一生で一度の最高の思い出にしたい。
たったの数日で叶うと考えるのは現実的ではない。
そもそも、無限の時間があったからと言って
実現できるかどうかもわからない無謀な目標ではあるのだから。
ここからある程度
実現に近づけるなら──
私たちは家族だから
一緒にいる時間は長く確保できる可能性があります。
たとえ、今は子供の年齢で
できることが少ない私でも、
これからどれほどの時間をキミと過ごすのかは
多少の希望的観測を交えてもそこまで問題はない──
と、思います。
それを踏まえたうえで。
無限の時間があってもどうなるかわからない目標を
今のところは、追いかけるつもりでいるとして。
自分の胸に聞いてみた時、
いつまでも夢をあきらめることはなさそうだと──そんな答えが返ってくるとして。
それでも、人の心が
小さな私にはまだ理解が難しいと思うのは──
これは、姉のみんなに聞いても妹たちに聞いても同じなのですが
うーん──もしかするといつかは
後悔することのない思い出に残るバレンタインデーを
愛する家族と過ごすことができるとしても、
それでもやっぱり
目の前に迫る今この時、
今年のバレンタインがそうであってほしい──
実現できるかどうかは関係なく
そんな思いがあるようです。
世の中には、同じように無謀に見える夢を追いかけて
多くの困難にぶつかって、
それでも夢をかなえる人もいるのでしょうね。
今すぐには難しい夢だったと知る人がいることも
歴史が教えてくれている。
でも、本当に夢のように
実現する人がいるのだと、
人間の歴史はそれはもうたくさんのことを知っていて──私たちはそこから学ぼうとしている。
ちなみに、今年はうまくいきそうだ、という話ではなく
試作品に挑み続け失敗を続けて、おそらく人によっては休憩する時間が必要な時、
あてもなく考えている内容がこのようになる場合もある──と、それだけです。
未来がどうなるのかは誰にもわかりません。何を追い求めるかも制限はありません。
常に蓋然性の高い可能性が選ばれるわけではないのは──私にとって希望となる場合もあるのでしょう。