真璃

『フィーバータイム』
あけましておめとうございます。
いつもあなたを愛するマリーよ。
実は──
お正月よりはクリスマス派だって思っていたし
ほんの少し前のあの時期はとっても楽しんだ気がするけど──
やっぱり年が明けてみると
テンションが上がるわね!
晴れ着は可愛い──
おせちはおいしい──
みんなで遊ぶ
すごろくも福笑いもとっても楽しい。
書初めだって──
ただ、一年の抱負を文字にするだけのはずよ。
なのにどうしてこう気持ちが引き締まるような
新鮮な気分になるのかしら?
みんな仲良く。
そう書こうとしたら
お正月らしく、家庭円満がいいんじゃないって言われるの。
そりゃ、お正月らしいのはいいけれど
マリーに似合うかしら?
そんな大人っぽい言葉──
なんて考えてみたって
女はいつだって愛嬌と度胸、思い切って新しい世界に飛び込むのも大切。
真っ白な用紙に力強く──ときには少し失敗もしながら
文字が形になると
まあいいんじゃないの、
今年もいい年になりそうな
そんな力があふれているわ!
そう思えるの。
今年もお正月の大切な日を
大切な人たちと過ごすことができました。
晴れ着になれなくて
転んで泣いたっていいじゃない。
おもちをよくかんで
あごが疲れたっていいじゃない。
それがマリーたち家族の今年のお正月。
一年の始まりよ!
というわけで、今年もどうぞよろしくね、私の愛するフェルゼン。
この一年、ずっとあなたのそばにいて
心からの愛をささげると誓うわ──
まだそんなに、家庭円満の言葉がとてもよく似合うとは言い切れない子供だけど
書初めが良く書けたんだもの。
もう、最高の一年になるのは決まったようなものね。
マリーの中では、そういうことになったお正月でした。
あなたと一緒に過ごせたからよ──マリーの愛するフェルゼン。
お正月って楽しいわね!