『休日はいいものじゃ』
かがやく日差し、
まぶしい太陽──
みんなを見守る
ありがたいあたたかさ。
こんなに晴れた日に
家族でいっぱい遊べるというのなら
こんなにうれしいことはない。
ふう、ふう──
それにしても、昼間は
急にあたたかくなったと思うと
夕方は風がまた強くなって
みんな大慌てでおうちの中へ逃げ込むことになる。
ううむ、大変じゃ。
小さな子たちはどうしても
兄じゃと一緒にいる時間を
いっぱいに使いたくて
ひとときも逃がしたくないので──
汗をかきかき
自分の体のことも気にせず
このままでは──
せっかく明日も夢中で遊びたい日曜日なのに
風邪をひいたり
お昼まで寝過ごしたり──
なんだかもったいない
無駄な気がする時間を過ごすことになる。
聞いた話によると、
大人になってもときどき
休日を思わぬ使い方をして
なんだか充実感が足りなかった──
そういうこともあるそうな。
ユキ姉じゃがそんな話をどこかで耳にしたという。
もうこうなっては
こう考えるしかない──
人は大事な時間を
無駄にして過ごすもの。
予定が詰まってみちみちの時ほど
ついつい身の丈に合わない
大変な道を選んでしまうもの。
きっと、小さな子だからというのではなく
人に生まれたことによって──
夢中で遊びすぎ
たまに体を壊したり
ゆっくり休んでまた元気になったりしながら
兄じゃと楽しい時間を過ごすのじゃ。
うーむ、困ったものだが
もしも人でない身に生まれていたとなると
こんなに無邪気になにもかも忘れて
兄じゃと遊ぶ休日を過ごせなかったのかもしれぬ。
それはわらわには、きっとわからぬ
もしもの話──
今ここにいるのは
へとへとになってお布団に入り
明日を楽しみにする小さな子供だけ。
また晴れた日になるとよいの──
わらわもお休みは、汗びっしょりの
へとへとになるのが大好きじゃ!