春風

『オーダー』
新年あけましておめでとうございます。
ああ、何度あいさつしても
いい響き──
これからの一年、私の王子様と
ともに歩んでいけるなんて。
年のはじめのあいさつにも
心がこもるというものです。
年末年始はどうしても
寒い日が続くから、
春風はどうやったって
心を込めて、
愛情だけを力にして──
大好きな家族のみんなが
凍えていたらすぐ駆けつけて
暖めてあげたい。
身も心も
ほかほかにしないでは
春風が春風でいられない──
体調を崩す子なんて
一人もいないで
お正月を──そしてみんなで過ごすこの冬を
乗り越えていけるなら、
それ以上は何も望まない──
まずはあたたまる
おぞうに、おしるこ、
鍋料理──
胃の中からぽかぽかにするのがいちばん。
どうか王子様──
春風の愛を受け取ってください!
と、そんな気合いで始まったお正月。
どうも年明けから──
去年のうちにこつこつ家族で協力して作ったあの
おせちがあれもこれも
人気のようで
汁物や煮物はそんなに入らないらしい──
満腹のみんなの顔を見ていると
それはとてもうれしいことだし──
でも、せっかくだから
春風はたくさん作ったものもあるんだけど──
まあいいか。
何しろ今年一年を
手を取り合って過ごす私たち。
まだまだ至らないところも多い春風が
たくさん学んで
日々を重ねて──
そのうち、本当に願いが叶って
みんなをばっちりあたためて
喜んでもらえる時が来るとしたら
それは何よりうれしい。
春風の夢が叶うのは
はたしてやって来るのかもまだわからない
その時に違いない──
というわけで、今年も一年よろしくお願いいたします。
まだまだふつつかものですが──
あなたのそばにいたい気持ちだけは誰にも負けない。
どうか覚悟していてください──
じゃなかった、よろしくご指導ください。
春風の愛するあなたへ──年のはじめから最高の愛をこめて。