青空

『おやすみ』
わーい!
きょう、みんなおやすみ?
まだ?
いつから?
おやすみになったら
みんなであそびにいくの。
そうしたら
そら、よろこぶよ。
うれしくなって
ぴょんぴょんはねるよ。
そして
おこられるよ。
そらちゃん、おそとではしゃがない!
わーい!
たのしみ!
あと、おやすみになったら
おうちであそぶよ。
おにいちゃんもあそんでくれる。
みんなであそんでくれる。
てをつないで
くるくるまわって
そら、うれしくなって
おおあばれするよ。
そのへんのものをふんで
わんわんなきだすよ。
わーい!
たのしみ!
あと、おやすみになったら
ねるまえにおふとんにはいって
えほんをよんでもらう。
わーい!
おそくまで
おきていても──
おやすみだからまあいいか!
ずっとえほんをよんでくれるよ。
えほんのとちゅうで
なんで?
なんで?
きいても
こたえてくれるよ。
おやすみのひだからね!
ももはなんで?
まっちはなんで?
がらがらどんはなんで?
ききたいことが
いっぱいある。
そんないいひが
もうすぐやってくるという。
おやすみ、まだかなあ?
そらが、おやすみへ
もういいよ! ってよんでいるのに
まだこない。
おやすみはなんで?
こたえてくれるのはまだなの──
こっちから、むかえにいこうか?
みつけだして──
つかまえにいこうか!