星花

『ひろがる喜び』
春になれば
新しいことを始めたい気持ちになって、
春になれば
いつも新しい出会いがある──
なにげなく手にしたこの本や、
のんびり歩く街の景色で
この季節を生きる人たちの世界は
はてしなく大きく
広がっていくに違いない──
本当にそうなのかは今はまだわからないけれど、
なんとなく
そんな気がしてくる──
素晴らしい季節です。
だからといって、無理をしてまで
新しい挑戦をしたい!
ということもないんだけど、
でも、わかってもらえますか?
止めようと思っても
なんだかどうにもならない気持ち!
罠にはまって
とりこになるような、
私を導いていく細いみちしるべのような──
それなら、星花は
よくわからない気持ちに
素直になりたい──
でも──
そんなに言うほど、たいしたことばかりでもないのです。
今日の星花は
なんと!
いつも、大変そうなのに
なぜかだ見ているととても楽しそうだった
小雨お姉ちゃんの花壇のお世話に
参加しました。
土を耕し、
腰を曲げて
地道に続ける
これがきっと春の足音──
空は晴れたり曇ったり、
風が吹いたりたまにぽつぽつ雨まで降ったり
あわあわ言いながら過ごした日の
それが今日の楽しかった思い出です。
明日も──続けていきたいな。
今度は、よく晴れるといいなと思います!