春風

『小さな願い』
ええっ!
まさかそんなことが!
というおどろきが
押し寄せてくる──
忘れられなくなる。
春風も、ときどきは
そんなふうになりたいのに
むずかしいですね!
好きなものの、新しい魅力を
また見つけ出したり、
よく知っている良かったことを
再確認したり──
そんな繰り返しがあるといいでしょう?
たとえば
まさかの退路にボムを置かれて
前後から挟まれるようにインク漬けになったり、
自陣にジャンプで逃げるのを覚えたら
相手が同じように飛ぶのを見て
そのタイミングが勉強になりそうだったり──
カニタンクを後ろから狙える瞬間に
丸まったカニが前に逃げるものだと思い込んでいたばかりに
後ろに転がってきた丸いカニになすすべもなく──
などなど。
こんな経験を重ねていくと
だんだん上達するのでしょうか?
だとしたら
今はまだ、何もできないで
あなたの思い出にいい記憶を残したいと
願うだけなのに──
そんな日を重ねるだけで
好きな人を喜ばせる
あの難しい願いも──
やがては少し上手になっていくのでしょうか!
と、調子に乗って
学んだことを試していると
何もできずに全面を塗りつくされて敗退──
後ろに逃げられずに無策で前に進んだら
もちろん相手の的に、なんてことばかりで
ああ──上達という言葉は
この世界のどこに?
バレンタインの準備は進んでいます。
ちょっとだけ──少しずつ──
それは、経験を重ねて
何かが変わっていくことでしょうか?
とりあえず──ホラガイを使いきるのと、フェスTのメインギアパワー付け替えは忘れずに!
ちょっとした楽しみが、まだもう少しあるみたいなのです。