星花

『もう少し』
きのうのお買い物は──
青空ちゃんの好きなお菓子が見つかって
よかったですね!
まさか
お兄ちゃんチョコが──
青空ちゃんとお兄ちゃんで仲良く分けられる
ふたつ入りのチョコがあったなんて!
食べられるお菓子の量は少し減ったけれど
楽しく食べられるなら
それが一番です──
青空ちゃん、よかったね!
そして、お買い物も
ひととおり済ませて、
おいしいものを食べたお腹を
七草粥で休ませて、
この週末が終わったら
いよいよ学校が始まって
いつもの日常生活に戻っていきます。
まるでいつまでも終わらない
イベント続きの忙しい毎日だと
思えていたのに──
とうとう、年末年始の喧騒も
落ち着いてきた感じです。
冬休みの宿題は片付き──
片付いていない子も、
そんなに量は多くないからそろそろ仕上げにかかり、
あとは──始業式に
懐かしいクラスのみんなの顔を見るのを
楽しみにしているのが
最後のイベントになりそう。
短い間に
とてもいろいろなことが
あったので──
もう、会うのがずいぶん久しぶりのよう!
そう考えると
学校が始まるのは楽しみでもあるんだけど、
でもやっぱり
色々あった時間が終わるのは
さみしくもあり
いつまでも続くことはないとわかっていても
なんだか──気持ちはまだ
切り替わっていない気がしたり。
あとは日月の二日だけ──
ああ、でもあと二日あるわけだし。
このまますーっと
日常に戻っていくより、
もっといろいろ
あのにぎやかな毎日の締めくくりにふさわしく
後悔一つ残さず遊ぶことができたらな──
とか思いながら、
冬休みに散らかった部屋を片付けて
終わっていく気もしますが。
こういうぼんやりした気持ちが
お正月ボケっていうのかな?
学校が始まる前には、
しゃんとしたいです!