『冬休み』
クリスマスの次の日です。
歌いながら過ごし
おいしいものを食べた後は──
時間をかけてゆっくり片付けの仕事をして
日常生活に戻ろうとする人と、
貴重な休日を思い切り
悔いのないよう遊ぼうとする人と
分かれるようです──
イベントの日の気分が
まだ続いているように見えるのは
よく遊ぶ人たちですが──
実は、見ていると
片付けを済ませている人たちが
そのまま予定通りの仕事をするかのように
手元の掃除道具で
年末の大掃除をはじめ、
空いたスペースに
次にやってくるお正月の準備も広げています。
休日を楽しむにも
人によってそれぞれの違いがあるものですね──
私は──
ほこりっぽいのを逃れて
部屋の隅でみんなの様子を眺めては
とても興味深い思いをしていたので──
遊んでいるタイプであったと思います。
おそらくは、これから
お手伝いをたくさん任されて
忙しくなっていくのだろうと
思いますが──
部屋の片づけで
また、物置に運ぶ前の本を読んで
時間を使ってしまい、
順調には進まないのでしょうね。
お正月の準備が本格的になっていったら──
お祭りみたいな時間が始まっていたことを
後から気が付いて
あわてて見に行くような──
そんな行動を取る自分が
目に見えるようです。
毎年のことです──
クリスマスも過ぎたので
聖夜に起こるという奇跡も、もう期待できないでしょう。
奇跡は──
今年も起こったという人と
見ていないという人がいますね。
この点も、観察を続けてどちらの意見に同意できるのか
年を重ね続けて、考えていきます。
年末の忙しい日々がやってくるのだと
みんなが話しています──
あの楽しそうな顔から想像すると──
どうやら、また大変なことがたくさん起こりそうですね。
