吹雪

『おかし』
おかしは一日一個。
でも、おかしの箱は
それぞれ大きさが違うので──
どこまでを一個とするのかは
それぞれの判断に任されています。
ごはんが食べられなくなるようなことは
ないように──
だから大きい箱のおかしを
たくさん食べてしまって
ごはんの時に怒られる子を、
昨日今日と何人か見かけます。
キミも食べすぎてはいませんか?
男性はたくさん食べると聞きます。
おかしの多い日々、
カロリーの摂りすぎには気を付けてください。
さて、ごはんが食べられなくて
困った子供たちは──
お腹を減らしてくることになります。
お昼で暖かい時間であれば
庭を走ってきたり、
なわとびや──誰かにキャッチボールや
フリスビーに付き合ってもらったり。
日が暮れた後や、寒い時間は
足を押さえてもらいながらの腹筋など、
室内での筋トレを行ったりします。
私は、なんでも食事をする場合は
気を付けることが多いから──
お腹を減らす必要がある場面を
経験したことはありません。
自分ではわかりません──
走ったり、
運動をしたところで
わずか数分や数十分で
急にお腹がすくものなのか?
運動の後ですぐにご飯を食べて
大丈夫なのか?
あまり栄養学の本には書いてありません──
あるのは──それを、なるべくしないようにということ。
怒られる子は、反省して
何度もしないようになるでしょう。
でも──
運動をするみんなを見ていると、
元気な子供たちは
本に書いていない大変なことも
実現できるのではないか、
と思うこともあります。
体を動かすことに限らず──
もしかすると、私も一度は
経験してみるのも
学ぶことがあるのではないでしょうか。
おいしいおかしを好きなだけ、
食べ過ぎて──
怒られて──
誰かに協力をしてもらいながら
いろんな経験をすることに意味があるのではないか。
──いえ、やめておきましょう。
やめますが──ときどきは
みんなができて、私は知らないことを
してみたい気分になることも──あるということです。
いえ、本当にやめるつもりです──本当です。