吹雪

『コンフュージョン
お正月が終わろうとしています。
おもちも少なくなり、
七草粥では物足りないとリクエストを受けて
キッチンの方から良い匂いがする時期──
年末年始は楽しく過ごせたと思います。
クリスマスがあり、
みそかは鐘の音を聞き
紅白を見ながらなぜかマツケンサンバを踊り──
そして、みんなでお正月を迎え、
みんなで過ごした時間──
冬休みが終わり、学校が始まります。
お正月が楽しかったと、
もっと続けばいいのにと言う人もいますが
考えてみれば私も
観察し、記憶にとどめている何度目かのお正月──
楽しむための要素を見つけ出し
取り入れることで
普段からの生活もお正月のようににぎやかで
お祭り騒ぎでいられるのではないか?
──歓迎するようなことではないですが
仮説と実証の積み重ねで結果が出るとしたら
試行してみるのも面白いかもしれない──
ただ──
お正月らしさの要素を
どこからどれだけ抜き出すかは難しく、
年が明けて遅くに書初めを始めた海晴姉は
今朝も寒さに布団から出られず、
ゆっくり起き出して
みんなにいろいろ言われながら
二十枚も目標をかいて
満足そうでした。
私が知るお正月の過ごし方ではないのに
まだ充分なデータがそろっていないのかもしれません。
とはいえ、別に
実のある結果が出なくても
面白がってやっているだけで
かまわないのですが──
学校が始まれば
また私の生活は情報量が増え、
考えるべき課題もまた増えていくと思います。
私の今年の
元日の書初め
無病息災──だったけれど、
ひとつくらいは何かの研究結果が
出る年であればと期待します。
キミも体には気を付けて
一年を過ごしてください。
そして──できれば、ときどき
緊急でない課題を追う私の
相談に乗ってくれるとうれしいです。