『もちもち』
はたしてそれは
ゆめなのか?
それとも
ほんとうのことなのか?
さくらのおにくは
きのうよりも
もちもち
むっちりしてゆく。
たのしいのは
ねんまつねんし。
すてきな
クリスマス。
さくらはおいしいものを
いっぱいたべたな!
らいげつのおたんじょうびで
うまれてから
よんさいになるさくら。
たべたことがないものばっかりが
せかいにはいっぱい。
まだであっていないおいしいものがいっぱい。
と、おもったら
りっかおねえちゃんもじゅうにさいでも
たべたことのないものが
たくさんあったという
クリスマス。
そのうえ
いつものだいすきな
すばらしいおりょうりまでいっぱいなの。
さくらは
よくたべた──
あまいものから
チキンまで。
あれは、とおくすぎていった
もどらぬ
たのしいクリスマス。
またらいねん。
そして、きょうのばんごはんは
おなべ。
!?
ごうかな
ぐだくさん!
パーティーはつづいている?
おせちのしさくひんもたべたよ。
すてきなだてまき。
うれしい、よろこんぶ。
そう!
おせちのほんばんがちかづく──
まいにちがんばって
おおそうじをすすめていったら
もういくつねるとおしょうがつ。
いつのまに?
みんなでおはなしする
おしょうがつのよてい。
みはるおねえちゃんは、おとしだまのつかいみちが
もうきまったって。
かんがえているあいだがいちばんたのしいって。
そうなの?
さくらは、おしょうがつがきても
いちばんたのしいような
きがするな。
おにいちゃんと、おうちのみんなと
ねんまつねんし。
としがあけたら、いちばんに
おにいちゃんにあけましての
ごあいさつにいくの!