『たまご』
こどもはかぜのこ!
すぐにおそとへ
あそびにとびだし──
あせをかいてあそぶ。
きたかぜふく
ふゆのきせつでも──
たとえゆきのよほうの
くもりのひでも
おいかけっこや
なわとびや
ボールけりは
おそとでなくっちゃ!
でも、さむそうにしてると
それをみている
おねえちゃんたちがふるえるの。
さむそうー!
とびはねたりするよ。
お兄ちゃんもふるえる?
ふゆにこわいのはかぜ!
かぜにまけないためには
よくうんどうして
よくうがいてあらいをして
よくあせをかいたふくをきがえて
よくたべて
つよいからだをつくる。
ほうっておいても
うんどうをするのが
こども。
うがいてあらいをならって
みんなみんな
いいこども。
あとは──
よくたべるといいの。
だけど
すきなものばっかり
まいにちたべられないの。
はるかおねえちゃんが
みんなのすきなものをきいて
えいようをかんがえて
えらぶから──
きょうのかわいい
たまごスープは
さくらのすきなもの!
わーい!
すきなもの、
えいようがあってよかった。
きょうはなんと
しょうがもねぎもいれてくれた
おいしいにきまっている
ぜいたくなひとしな。
かぜにまけないからだをつくる
うんどうと
あたたかいおゆうはんが
さくらのおうちにあるの。
お兄ちゃん、あったまった?
さくらもお兄ちゃんもおんなじの
おいしいもの、
ふーふーいってたべるの!