虹子

『おいそがしい日』
うーん
むにゃむにゃ。
にじこ、よくあそんで
おてつだいもして
いっぱいおしごともしたから
おねむなの。
くさむしりの
おしごと。
みずやりの
おしごと。
いいかんじのすすきのほを
あつめるおしごと。
ほこりだらけになって
おうちにもどってきたから
ほうきをつかったあと
ぞうきんがけをするおしごと。
おふろのあと
おにいちゃんのえほんをよんでもらう
じかんまで
わくわくするおしごと。
ああ、いそがしかった。
かれはがおちて
おしごとがふえるころだと
みんなはいうの。
でも、よくはたらいて
おなかがすただけ
おいしいものをたべられたり
きれいなけしきをながめて
おにいちゃんとあるいたりできるよいころ。
はっ!
こうしては
いられない。
あしたはおにいちゃんとおでかけをするやくそくを
したからね。
どきどきわくわくするおしごとが
まだのこっていたの!
コンビニまでいって
おいしいきせつは
にじこにおいしいものを
かってくれるんだって。
それと
せんろっぴゃくえんを
ふりこみにいくんだって!
さんかげつぶんの
おたのしみがふえると
おでかけのおはなしをしながら
にこにこしているよ。
いいね!
うれしくて
わくわくすることがふえるなんて
にじことおなじだね!
おそろいだ。
なかのよいふたりがおでかけする
あしたまで
もうすこし。
たくさんのよいことが
また、はやくやってくるといいね!