あさひ

『ちくたく』
えいえい
むもー!
ふんぬっ。
お?
おお、おおおっ!?
あんば、
ちっちく
ちくたくたく
ちくたくたくたー。
おば!
ふぬ!
じーっ……
えい
ぶっちゃーん!
わっばー
にゃあーにゃ
うっふふ
むっふふふう。
にゃっ
きゃっきゃ
にひひっ!
(あさひのぼうけんがはじまる。
 みて!
 おたからがおちている。
 おなかのなかみ
 すけすけで
 あさひがみているとめがまわるやつ。
 つっついても
 へいきなかおをしている。
 たたいても
 べろべろしても
 ほっぺをぎゅーっとおしつけても……
 かわらず、ちくたくいう。
 しってる!?
 これはね、おとがなるんだよ。
 おおきなおと。
 だいたいあさひと
 おなじだね!
 あさひみたいに
 げんきなこどもがふえた!
 おねえさんだよー。
 いいか、おたから。
 おねえさんのおしえだ。
 げんきによくなくと、おにいちゃんがきてくれるの!
 いつでもあさひのことを
 だいすきなおにいちゃんなんだからね。
 おぼえておくんだぞ!)