『男は度胸』
雪が降る中の快走。
熱戦の一日が過ぎた。
全国男子駅伝は愛知が１５年ぶりの優勝。
おめでとう！
白い雪がちらつくと、
見ているだけでも否応なく寒さが伝わってくる。
白い息と
額を伝う熱い汗。
こっちもじっとしていられなくなって
ニュースを見ただけで走りに出かけたから
初場所の千秋楽まで見逃してしまった。
ま、私にはよくある日だったみたい。
お相撲の世界では
琴奨菊関が入門から１４年目にして堂々の優勝。
おめでとう！
３横綱を相手にした戦いも見事な勝利を果たして
日本出身力士の優勝は１０年ぶり。
うん、うん……
やっぱり誰が勝つかわからないくらいでないと
面白くないからな！
いや、いい取り組みで見ごたえがある戦いもいっぱいだから
面白くないということはないけどな！
こういう見所が多いのもいいじゃないか。
強い力士に憧れる熱い気持ち。
見ているほうだって
体が勝手に動くものだろう！？
ちょうど我が家には同じ年で
だいたいいい勝負ができる体格の相手がいることだし
目と目が合ったらその場でいきなり取り組みが始まっても
しかたのないことだよな？
ほこりになるって怒られるけど。
でも私の体を止めるのは
自分の意思でできることじゃないから。
少し相撲もして体を動かすくらいがいいんだよ。
それからニュースを見ていてまたびっくりしたのは
奄美大島で１１５年ぶりの雪を観測！
なんだかいきなり桁がひとつ大きくなって
というか今までとは微妙に関係がない話題だけど
よくわからないがかなり興奮するな！
このあたりでも雪や寒さに注意しなければいけないという話になるんだけど
それはともかく
なんかいろいろ暴れていた気がする！
私が寒波だったら大変だったところ。
まあ私は関係なく実際にとんでもない寒さなんだけど！
いろんなところで様々な話題があって
男を見せてくれて
なんかいいな！
私もかっこよくできたらなあ。
でも、こういうのは日々の地道な努力があってのこと。
私も明日からは地道なトレーニングで
へとへとになってわくわくして
自分を信じて続けていく。
結局、できることはそれだけだもんな。
私もそう。
かっこいい人たちだって、たぶんそう。
うれしいことと落ち込む事態の行ったり来たりで
なんで続けているのか自分でもよくわからないまま続けていたら
たぶんそのうちいろいろある。
でもちっぽけな私のすることなんてそんなに記録には残らないだろうけど
そんなことを気にして続けたりやめたりなんてしないものだから。
明日も走ろう。
トレーニングも普段どおりにできたらと思う。
たまに練習試合でもいい結果が残せたらな。
結局、何に興奮したところで
いつも最大の敵は自分自身であるのと同じように
いちばんの憧れは練習を重ねていく自分のこれからだったりするのか。
何もそんな難しいことを考えながら夢中になっているわけじゃないけど。
自分自身に、それから練習相手に
どうか明日もよろしく。
またいきなりなりゆきで襲い掛かっていったとしても
なるべくうまく受け止めて。
元気な家族をもった男の宿命だと思って
真剣に相手をしてくれるちょっとかっこいいところを
何度だって見せてもらうつもりだから。
